スパイラル作り

農園日記

2019.11.28
朝エサやりに行ってみると、仔ブタが1匹死んでいた。一番小さい子で見た目もよわよわしかったので正直、生きのびられないのではないかなと心配していたが、悲しい。

畑ではニンジンを全て収穫してしまった。あと畑に残っているのはリークとサラダ類だけ。

午前中は収穫の他に、生垣を抜いた。
いまファームを少しずつ良いものにしていこうとしている。そんな中、学校からファームの動線も作り変えようと、生垣の位置を変えるのだ。
トラクターのリフトの先端に鎖を付け、この鎖を生垣の木 (Laurel)にくくりつけて引き抜いてゆく。エドがトラクターを運転して、僕が鎖を結んだりほどいたり。この生垣の後にも柵があって、それもまた撤去しないといけない。

さて抜いた木は、子どもたちが剪定鋏を使って、幹から枝を落としていく。なにをしたいかというと、この枝を使って明日のフェスティバルの飾りを作りたいのだ。生垣抜きとデコレーション作り、まさに一石二鳥である。

明日のイベントは、アドベント(Advent)。日本語では「待降節」と言って、キリストの降誕を待ち望む期間、つまりクリスマスを待つ期間だ。シュタイナー教育の学校では、この祭りを常緑樹の枝で床に作ったスパイラルを使って祝うらしい。

詳しくは明日わかるはず、ということで農園チームは午後を使って、講堂にスパイラルを作っていった。午前中に集めた枝をさらに使いやすいようにカットして、床に並べてゆく。ローレルの枝の他に、針葉樹の葉をアクセントで足して完成させた。

完成したスパイラル

生木を扱うと疲れるのは、芳香が原因かな。
もう今日が金曜日くらいの気分だったが、まだあと一日ある。

アートが得意な彼女はスパイラル作りが楽しかったようで、帰ってからも部屋にクリスマスの飾りつけを作っていた。

ではまた。

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