仕事納め

12/23 Mon
学校の学期は先週で終わったが、我々はまだ働く。
といっても今日と明日だけだ。
午前中は、コンポストの山を作るのに使う枠組みを作る。
要らなくなった鉄製のフェンスをディスクサンダーで適当な大きさに切り出す。火花が飛び散る作業。軍手が溶けて破れてしまった。
普段はなんでもちまちまと人力でやっているので、たまにガーっと機械を使えると爽快だ。

学校の食堂は今日まで。
キッチンのおばちゃんが休み期間もここで生活する我々に余った食材をくれた。レタスやトマト、ヨーグルト、果物などを箱に準備してくれていた。ありがたい。

午後は、放牧地に放していた牛たちをファームの動物小屋に移した。これで冬の間、動物の世話がうんと楽になる。というのも、放牧地には草がもうあまりないので頻繁に干し草を運んでいたからだ。心情的にも動物がみんな一カ所にまとまっているのは楽だ。

12/24 Tue
今日はクリスマスイヴ。今年の仕事納め。クリスマスと翌26日は国民休日。27日も通常は働かないらしい。そして年末年始は我々は休みをとって旅に出ることにしている。
もちろんここにいる間は動物のエサやりだけは毎日しないといけないが。

午前中に、動物小屋の掃除。しばらくしないで済むように新しい麦わらを撒いておく。それから畑の一角にたまっていたリンゴの枝の山を燃やした。ここに来年、新しい畝を起こしたいのだ。枝は湿っていたが、麦わら1束を使ってどうにか火を起こす。今年の締めの仕事。煙が風にあおられ、灰色の空に舞い上がる。その後数日間、熾火は燃え続けていた。

昼からは大急ぎで巻き寿司の準備。今夜はエドの家族のディナーに招かれているのでその手土産だ。子どもたちが好きだと以前に話していたから。仕込みは昨晩からしていた。
海外にいると、巻きずしだけは上手になる。日本では滅多に作らないけど。

今年の農園日記はこれでおしまい。休みだ休みだ。

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